THE有頂天ホテル

the有頂天ホテル

昼休みにレイコ嬢よりデートのお誘いがあったので、有難く申し出を受け、5時50分からの回を見てきました。
本作は、監督としては、『ラヂオの時間』『みんなのいえ』に続く3作目。俳優さんが100%三谷さんの希望通りに揃った豪華キャストということもあり、踊るシリーズ並に観客を動員しているそうですね、・・・ま、そんなことはさておき。
期待通り、三谷ワールドを満喫してきました。いろいろと三谷さんが脚本や演出で関わった映画をみてますが、その中でも一番笑ったような気がします。ネタが多かったからかな。よけいな情報が事前に入ってなかったからかな。とにかく、映画館でポップコーン吹き出しそうになったのは初めてですねえ。登場人物のキャラが濃いのと、舞台っぽい臨場さと、人と人のからみが気持ち良い。いやいや、役者さんは大変でしょうけど、ワンシーンが長いですねえ。やっぱり舞台の人だからかな。次見るときは、そのへん、注意して見てみようっと。お気に入りは、ガブガブと鹿のかぶり物と総支配人。あ、サンタや筆耕係も捨てがたい。…あぁ、探偵にも笑ったし、耳にはびっくりしたなあ。おっと、あまり言うとネタばれになりますね。失敬。

パンフを見ていて思ったのですが、三谷さんは「とにかく自分が楽しみたい、笑いたい」という気持ちが強いそうなんです。それって…なんか藤やんと似ているような…(苦笑)