散歩

ご飯前に散歩に出かけてきました。
久しぶりに通る通学路は昔とほとんど変わらないのに、ガードレールの高さとか道の広さとか、些細なトコで、自分が今より小さかったことを知らされて、なんだかくすぐったくなりました。
今住んでいるところは、実家や旭川に比べて、広くて落ち着く場所がなかなか見つからないので、こうやって散歩してるとホッとします。以前はなんとも思わなかった、黄色い田んぼの向こうに赤い彼岸花が広がってる風景を「なんだかいいな」と思えたり、蝶やトンボが飛んでいる姿やカラスが帰る姿を目で追うのが楽しかったり、川の音が新鮮に聴こえたり。
道が綺麗になって交通量は増えたけど、変わらない部分があるのっていいですね。
通学路を外れて脇道を歩いていると、妹とススキを採ったこと、川岸で数珠玉を集めてネックレスを作ったこと、犬の散歩について行ってたことなどを思い出して、懐かしくなってしまいました。
いつか、同じように散歩しながら、自分の子どもにそんな思い出を話せたらいいな。