大停電の夜に*2

19日に公開した映画。夏ごろに予告編をみたときから気になっていたのと、一緒に行った友人も観たがっていたのとで、即決!でした。
なんだか不思議な映画。最初は「ラブ・アクチュアリー」みたいなもの?とイメージしていたのですが、もっと人間関係が深い感じがしました。すごく日本人らしいというのかな、みんな何か言い出せないものを抱えているところが。大きなアクションもなく、事件もなく、ハラハラするところもあまりなく(私はね)、でもすごく引き込まれる映画でした。まあ、「停電なのに?」という突っ込みどころは置いといて(苦笑)、映画に表しきれてない部分を観客の想像に任せてくれるのって観ていて心地よい。印象に残るシーンがいくつかありまして、私はコントラバスのシーンと老夫婦のお酌シーンかな。もちろん、映画の中でポイントとなるロウソクがパアッと燈されるシーンも。・・・あれですね、ロウソクの光ってすごく癒されるんですね。全てを照らし尽くせないところやオレンジの色の暖かさにホッとするんでしょうか。で、影響を受けやすい私は(笑)、どうしても生の光を見たくなって家に帰宅するなりロウソクを捜し出しました☆(写真参照)。クリスマスもロウソクを点けて過ごしてみようかな。
一度観ただけじゃ物足りないので、また機会があれば観に行ってきます。本を読んでみるのも、より人物の心情が分かりそうでいいかも。

【付加】映画の冒頭に「サンタ追跡レーダー」*1の映像があるんですが、アレって本当に北米航空宇宙防衛司令部で毎年やっているものだそうです。面白そう!

*1:Official NORAD Santa Tracker―CM?をちょっと観てきましたが・・・スパイモノの映画の予告みたいw