狩人と犬、最後の旅

　以前もらった映画券の利用期間締切が迫ってきたので『狩人と犬、最後の旅』を観にいきました。『地下鉄（メトロ）に乗って』と迷ったんだけどね。ちなみに一緒に行った家族は皆『涙そうそう』を観てました（苦笑）協調性の無いヤツだとお思いでしょうが…ドキュメント風だったしね、こっちの趣味に合わせてもらうのもなんだか悪い気がしたし、幸いシネコンで他にもたくさん上映していたのよね＾＾；
　この映画は今年の夏公開されたもので、今回は再映。ロッキー山脈のカナダ側を舞台に、狩人の主人公とその妻、そして相棒の犬たちを描いた映画です。とはいえ、エピソードの多くは実際に本当の狩人たちが体験したもので、主人公も実在の狩人なので、ほぼドキュメントといっていいかも。森の減少によって狩人を続けるかどうか悩む主人公の心情とその生活を淡々と映していて、背景には、いつもロケ地となった国立公園やユーコン川がありました。厳しい世界なんだけど、一方ですごく綺麗なんだよね。やっぱり私は南の国よりも、カナダや北欧などの北国に憧れてしまうのかも。は〜。映画館で観て良かったな。映画のエンドロールも、映画のように淡々と、水の音や鳥の声のＢＧＭでまとめられてて、好印象でした。
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