しゃばけ

しゃばけ』の実写ドラマを見ました。江戸時代が舞台の妖怪が出てくる物語で、主人公が殺人事件に巻き込まれるところから始まります。先に原作を読んでいたので、「主人公の身近には、いつも妖怪がいる」という設定を、実写版ではどう見せてくるか楽しみにしていました。ドラマ内では、映像のCGや妖怪キャストの選び方が良く、面白かったですよ。特に、宮迫さん演じる「屏風のぞき」と、ちっこい妖怪の「鳴家(ヤナリ)」のCGが気に入りました。
ストーリーは、小説の流れが根本にあるものの、全体的に分かり易くなるように大幅に組みなおしてありました。ドラマオリジナルの部分も多かったですし、ドラマと小説は別物と考える方がいいかな、と思いました。そう考える方が、割り切って楽しめますしね。
(・・・だって殺される人が違うしw)
テレビの方が、ストレートに分かり易く、盛り上がりがはっきりしているような気がします。私は、小説のごちゃっとした感じも、ドラマのストレートな感じも、どちらも好きですね。文章を読んで、人間の泥臭い部分(良い意味、悪い意味での)を感じるのも良し。映像で、妖怪たちの魅力を見るのも良し。どちらもお勧めです。